プレイステーション2専用ソフト「天誅・参」

「立体忍者活劇・天誅」の第三弾である「天誅・参」は第一弾から1年後という設定で作られています。PlayStation2になってから、ハードの性能が大幅に向上してグラフィックがかなり綺麗になっています。そうさシステムも向上し、視点の切り替えや体の方向転換時の操作性もスムーズになりました。忍殺アクションも増えて奥義を習得できるようになり、今までなかった死体の隠蔽なども出来るようになっています。新たな要素も増えて元々天誅シリーズが好きな方はもちろん、今作で新たにファンになった方も多くいたと思います。

今作で特に良かったのは始末屋の登場と対戦プレイが出来るようになったことです。

まず始末屋とは、いわゆる暗殺者のことです。天誅シリーズは昔の日本の街並みや風景、人物の描写が細部にまで非常にこだわっており、忍者以外の暗殺者として庶民に溶け込む始末屋を上手に表現しています。何より始末屋は全ステージをクリアした後に登場するキャラクターで、登場した時はとても興奮したことを覚えています。忍者と違い、針や小判など特殊な武器を使うあたりは天誅好きは唸った素敵な演出でした。

次に対戦プレイですが、前作まではソロプレイ専用だった天誅シリーズに新たに搭載されたモードです。ソロプレイとは違い忍殺はありませんが、対戦相手と互いに腕を競い合う今までにない要素がとても面白かったです。敵で登場したキャラクターを操作できるのも良かったです。

ハイスペックなPlayStation2でさらに洗練された「天誅・参」は傑作だと思います。